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太ももの付け根の骨が痛い

 雪道を歩いていて勢い良く転んでしまったという経験はないでしょうか?
若い人なら笑い話で済みますが、高齢者の場合、笑い事では済まされない場合があります。

高齢者は骨粗鬆症等の影響でちょっと転んだだけでも骨が折れてしまうという事が良くあるからです。
転んだ時に太ももの付け根が痛くなり、歩けなくなってしまうという人がいます。

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画像:老人ほむーず

大腿骨頚部骨折は高齢者に非常に多い骨折の一つです。
今回は大腿骨頚部骨折になってしまったら知っておきたい知識についてお伝えしたいと思います。

 初めに、大腿骨頚部骨折とはどんな骨折なのかという事から話を始めましょう。
大腿骨頚部とは、太ももの骨の付け根の部分を指します。

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画像:STUIDO TOMI

 大腿骨頚部はくびれた様になっている為、他の部分と比べると折れやすい構造になっています。大腿骨頚部骨折の95%が転倒によって起こっているという事からも非常に折れやすい部分である事が理解して頂けると思います。

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画像:STUIDO TOMI

 大腿骨頚部骨折になると、脚の付け根の痛みを生じます。ちょっと触っただけでも激痛が走り、立ったり歩いたりする事は出来なくなります。

大腿骨頚部骨折の治療には手術をして治す方法と、自然治癒に任せる方法があります。しかし、高齢者は寝たきりになってしまうリスクが高い為、手術が行える状況であれば手術を選択する事が一般的です。手術には、骨自体に金属を入れて固定する方法と、骨自体を人工の骨に交換する人工骨頭置換術と呼ばれる方法の2種類があります。どちらの方法を選択するかは、骨折の程度や予後を考えて決定します。

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 多くの病院では手術の翌日からリハビリが始まります。大腿骨頚部骨折は早期に歩ける状態にし、寝たきりの状態を出来るだけ少なくする事が大切です。1人でベッドから起き上がる事が出来れば、すぐに立つ練習や歩く練習を始めます。手術してしばらくは、上手く立ったり歩いたりする事が出来ません。

 リハビリでは関節の動きを良くする体操や筋力トレーニング等を併用して行い、1人で立ったり歩いたり出来る状態を目指します。残念ながら、リハビリを行っても1人で歩く事が出来ない人もいます。統計では、大腿骨頚部骨折になって歩ける様になる確率は50%であるという報告もあります。歩行の回復には骨折前の歩行能力と大きい関連があると言われています。つまり、受傷前に良く歩けていた人は歩行獲得の可能性が高いという事です。

この事からも、日頃から良く歩く事の大切さが分かるでしょう。日本では、平均3ヶ月程度の入院期間の後、退院となります。

退院したからといって入院前の生活に全て戻るわけではありません。例えば、患部の骨に負担をかけない様に歩く時には杖や歩行器が必要となります。また、高齢者の方は昔ながらの床の生活を続けている方も多いと思いますが、退院後は椅子の生活が推奨されます。寝る際もベッドの使用が好ましいでしょう。

 また、人工骨頭置換術をされた方は関節が外れてしまうリスクがあります。股関節を過度に曲げたり、ねじったりする事で外れてしまう事があるので、屈むときや床に腰掛ける際等は十分に注意して行なう様にしましょう。

 当院ではこういった症状のリハビリや通院困難な方には、訪問リハビリマッサージもおこなっております。ご相談下さい。

メールお問い合わせ

【住所】
〒599-0212
大阪府阪南市自然田790-8
【アクセス】
阪南ICから車で30秒!

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