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尻餅をついて、腰が痛い

 圧迫骨折とは、背骨を上下に圧迫する様な力が働く事で起こる骨折です。転んで尻餅を着いた時に起こりやすい骨折の一つで、特に高齢の女性に多く発症すると言われています。

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 統計では、70歳代で圧迫骨折を起こした事のある人は4割に上るという報告がなされている事から、高齢の方にとっては非常に身近な骨折という事が分かります。また、圧迫骨折は骨粗鬆症と関係があり、骨粗鬆症がある方は圧迫骨折になりやすいと言われています。中には、転んでもいないのに自然に圧迫骨折になっていたという人さえいます。

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 圧迫骨折の症状は急に起こる腰背部の痛みです。尻餅等の転倒で圧迫骨折を起こした場合、激痛により動くことが難しくなり、救急車で運ばれるケースもあります。しかし、高齢者の場合は何となく痛みがある程度の人や圧迫骨折が起こっても痛みを感じない人もいます。しかし、圧迫骨折は放っておくと更に骨が潰れてしまう為、早期の診断が重要です。骨粗鬆症のある人が腰痛を訴えた場合は、整形外科に受診し圧迫骨折がないか調べてもらうと良いでしょう。

では、圧迫骨折になってしまったらどうすれば良いのでしょうか。圧迫骨折の多くは保存療法が選択されます。保存療法とは、自然治癒に任せる治療法です。骨折により脊髄や神経が障害されている場合は手術が行われる事もあります。尻餅をついた後に足に力が入らない、感覚が鈍い等の症状が現れた場合は、脊髄や神経に障害が出ている可能性があります。

 保存療法では、骨がこれ以上潰れない様に安静にする事が重要です。場合によっては骨折部にかかる負担を軽くする為に身体にギブスを巻く事もあります。初めの1、2週間はベッド上での安静が指示され、身体を起こす事も制限されます。トイレもベッド上で行う様に指示される事もあります。

 骨折部が安定してくると、コルセットを着用し少しずつ身体を起こす事が出来る様になります。骨折部が完全に安定し、日常生活程度の負荷をかけても潰れない事が確認されたら退院する事が出来ます。一般的には1ヶ月程度の入院期間が必要です。入院中は長期間の安静を強いられる為、廃用症候群の予防が重要となります。廃用症候群とは、安静にしている事によって筋力や体力が著しく低下してしまう状態の事です。人によっては認知症を発症してしまう人もいます。廃用症候群を避ける為に、ベッド上で筋力トレーニングを実施します。また、認知症の発症を防ぐ為に、安静期間中は出来るだけ周りの人と話すように心がけましょう。

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 ベッドから起きる事が許可されたら、再発予防のトレーニングを実施します。圧迫骨折は一度起こると、背骨の状態は元に戻らず潰れたままとなり、再発する可能性が高くなります。出来るだけ背骨への負担を軽くする為に体幹の筋力トレーニングやストレッチ等を実施していきます。また、再発予防の為の生活指導が行われる事もあります。

退院しても暫くはコルセットの着用が勧められます。しかし、コルセットを長く使用していると体幹の筋力が低下してしまうという研究結果もある為、主治医が許可したら出来るだけコルセットを外す様にすると良いでしょう。その為にも体幹のトレーニングをしっかり行う事が重要です。




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