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自分の子供が側弯症になってしまったら

 側弯症とは、背骨が横に曲がってしまう状態です。初期には気付かれない場合も多く、進行してから初めて分かるケースもあります。側弯症は多くの場合、生命予後に影響はないのですが、思春期に多く発症するため心理的な影響は無視できません。中には精神的なストレスにより、うつ病になってしまう子供もいます。自分の子供が側弯症になってしまったら、どのように対処すれば良いのでしょうか。今回は、側弯症の治療法についてお伝えします。

 まずは、側弯症がどのような症状なのかについて詳しくみてみましょう。背骨は24個の椎骨と呼ばれる骨が積み重なって出来ています。正常であれば、直線上になっている背骨ですが、椎骨の積み重ねのバランスが崩れて横に曲がってしまっている状態を側弯症と呼びます。

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側弯症の原因には大きくわけて、機能性側弯症と構築性側弯症の2種類が存在します。機能性側弯症とは、背骨以外の問題で起こるもので、姿勢の悪さの他に、椎間板ヘルニアなどの痛みを避ける為に側弯になっているケースや、足の長さに左右差があり代償的に側弯になっているケースなどがあります。これらは、原因を取り除けば症状を改善できます。

一方、構築性側弯症は、椎骨の積み重ねのバランスが崩れてしまう事で起こります。先天的な椎骨の奇形や、神経や筋肉の病変などにより引き起こされる場合もありますが、原因不明の突発性側弯症のケースが最も多く報告されています。突発性側弯症は、11歳以上の女児に多く発症しますが、中には乳児や幼児でも発症する場合もあります。乳児や幼児の側弯症は急速に進行する例が多いので、早期に対応する必要があるでしょう。一般的には、骨の成長と側弯症の進行には関連があり、成長期が終わると進行が停止します。しかし、成人になっても進行が続き、とくに妊娠によって再び増悪するというケースもあります。

側弯症と診断された場合、治療の目的は症状の進行を予防する事です。まずは、定期的にレントゲン撮影を行い、装具療法で治療するのか手術が必要なのかを見極めていきます。

 装具療法は、背骨が20度以上曲がっていた場合に開始します。装具は、どこで曲がっているかによっても異なりますが、胸から腰まで覆うものを一日中装着します。装具を着用すると、動きにくさや見た目の問題などがあり、装着するのを嫌がる子供もいます。装具療法を継続するには、本人と家族への十分な理解や協力が必要となるでしょう。

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画像:大塚整体治療院

 背骨の曲がりが50度以上になった場合や、装具を付けていても症状が進行している場合は、手術が検討されます。また、側弯により心肺機能が低下してしまった場合や、側弯症による精神的なストレスを解決する為に手術を行なう場合もあります。術式は、背骨に金属を入れて矯正する方法が一般的です。術後2週間程で退院出来ますが、激しいスポーツを行なう等、完全に復帰するには術後1年程度かかります。

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画像:慶応義塾大学医学部 整形外科学教室

 ここまで側弯症についての対象方法について詳しく見てきました。最後に、自分の子供が側弯症になってしまった際の心理的なケアについてお伝えしましょう。側弯症や治療の為の装具の着用は、外観上の問題もあり、思春期の子供にとって精神的なストレスとなります。その為、対人関係に消極的になってしまったり、治療そのものを受け入れられない場合もあるでしょう。心理的なケアにおいて一番大切なのは、親が置かれた状況に対して適切な態度を取る事です。

親が、悲観的な態度や子供の気持ちを理解しない言動を取るなら、子供にも大きな影響を与えます。子供の気持ちを理解し、支えるように努力して下さい。親子の関係が良好であれば、自分の置かれた状況に対して適切に行動できるようになります。そのためにも、側弯症についての正しい知識を取り入れるように努力しましょう。

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