腰痛体操

腰痛になると、「とにかく薬を飲んで安静」と思っている人がいますが、それは間違い。近年、腰痛が慢性化してしまう原因が安静によるものだとする報告も増えています。このような時代の流れもあり、腰痛体操がいま見直されてきています。

工場や介護施設など体を酷使するような職場では、以前から腰痛対策として始業前に腰痛体操を行なっているところもあるでしょう。しかし、腰痛体操は単なる準備運動ではなく、腰痛の治療として非常に効果があるのです。

今回は、腰痛の方必見の治療を目的とした腰痛体操の方法について紹介しましょう。

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まず、腰痛体操はなぜ腰痛に効果的なのか、その理由をお伝えしましょう。それには、2つの理由があります。

・1つは筋肉のこわばりを取ることです。筋肉のこわばりを軽減することによって痛み自体を軽くするだけでなく、姿勢の改善にも効果があります。
・2つ目は筋力トレーニングの効果です。いくら姿勢を直しても、良い姿勢を維持するだけの筋肉がないなら、良い姿勢を維持するのは難しいでしょう。そのため腰痛体操によって筋力を付ける必要があるのです。

しかし、ただ闇雲に腰痛体操を行なうのは危険です。あなたに合った体操をしなければ、腰痛が良くならないだけでなく、逆に悪くなってしまうこともありますよ。ここでは、あなたに合った腰痛体操の見分け方についてお伝えします。

腰痛には、大きく分けると「椎間板性腰痛」と「椎間関節性腰痛」の2種類があります。自分の腰痛のタイプがどちらかのタイプなのかを知る所から始めましょう。

まずは、椎間板性腰痛から。椎間板性腰痛の特徴は腰を曲げたときに痛くなる特徴があります。腰を曲げると、椎間板にストレスがかかります。そのまま放置していると椎間板ヘルニアになってしまうことも。デスクワークや長時間の運転など、一日中座っている姿勢をとっていると、このタイプの腰痛になりやすいと言われています。椎間板性腰痛の人にお勧めの体操は、腰を反らせる運動です。腰を両手に当てて、10秒から20秒程度腰を反らせてみてみましょう。特にデスクワークをしている人は1時間毎に行なうのが効果的ですよ。

もう1つの椎間関節性腰痛は、腰が反りすぎている人に起こる腰痛です。そのため、椎間関節性腰痛の人は腰を反らせると痛みが強くなります。このようなタイプの腰痛の人は腰を曲げて腰周りの筋肉の柔軟性を高めるストレッチがお勧めです。座った状態でも良いので腰を屈めて筋肉を伸ばしてみましょう。ストレッチをする際は反動を付けず、痛みのない状態で10秒程度ゆっくり伸ばすと良いでしょう。

あなたが、椎間板性腰痛、椎間性腰痛のどちらのタイプの腰痛であっても腰の筋肉を鍛える必要がありますが、いわゆる腹筋や背筋を鍛えても良い姿勢を維持することは出来ません。

良い姿勢を維持するのに必要なのは腸腰筋や腹横筋といったインナーマッスル。腰痛予防のために腹筋や背筋運動をしていたという人は、今すぐインナーマッスルを鍛えてみて下さい。インナーマッスルを鍛える方法は色々ありますが、以前もお伝えしたように「ドローイン」と呼ばれる方法が最も一般的に行なわれている方法です。習得するのは難しいですが、是非チャレンジしてみましょう。

なかには、腰を曲げても伸ばしても痛くなるという人もいますよね。そのような場合は、痛みのない範囲で上記の体操を行なうようにして下さい。しかし、腰を動かすと元に戻してもしばらく痛みが残る、腰以外の部分に痛みが生じたり痺れが起こるといった神経症状が見られる場合は無理に動かさないようにし、必要であれば病院を受診した方が良いでしょう。

また、腰痛には圧迫骨折や腰椎捻挫など安静にしなければいけないタイプの腰痛もあります。そのため、腰痛体操を行なっても良いのか、自分に合ったタイプの体操が分からないといった場合は、主治医や通院先の整骨院などで確認してから行なって下さい。このように腰痛体操を正しく行なえば、あなたの腰痛が劇的に軽くなることもありますよ。
腰が痛いといって寝ていたという人は、今回お伝えした方法を参考にして腰を動かすとことから始めてみませんか。

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