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腰椎分離症・すべり症について

 腰椎分離症は、子供の腰痛のなかでは、比較的多い症状の1つです。子供は、筋肉や靭帯が未発達なので、腰の骨に負荷がかかりやすくなっています。子供の頃からスポーツをしている子供は、腰椎分離症になりやすいというデータも。スポーツをすること自体が間違っているわけではありませんが、子供の腰痛は簡単に考えてしまうことも多く、症状が悪化してしまうこともあります。そのため、腰椎分離症についての正しい知識を持っておくことは重要と言えるでしょう。今回は、腰椎分離症の原因や病態、一般的な対処方法などについてお伝えします。

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腰骨は椎骨と呼ばれる骨が5つ積み重なって出来ています。この椎骨が何らかの原因によって骨折したような状態になることを腰椎分離症と呼んでいます。なぜ椎骨が骨折してしまうかと言えば、一度の衝撃で起こるものではなく、繰り返し同じ負荷を腰にかけ続けることで生じる疲労骨折であると考えられています。疲労骨折とは、小さな負荷でも繰り返しかけ続けることで骨にヒビが入り、やがては骨折に至ってしまう状態のことを指します。このように、外傷などがなくても、骨折になってしまうということを知っておくことは良いことでしょう。特に、少年期にスポーツをさせている親御さんは、是非頭に入れておいて下さい。

 では、腰椎分離症はどのような症状が起こるのでしょうか。一般的な症状は腰痛です。特に、普段は何ともないのに運動をすると腰が痛い、腰を屈んだり反らしたりすると痛くなるという訴えがあれば、一度整形外科で診察をしてもらうと良いでしょう。

 腰椎分離症になってしまっても、初期であれば保存療法による骨癒合が期待できます。骨折部が酷くならないように硬性コルセットを終日装着して過ごします。コルセットの装着期間は人によって様々ですが、2〜3ヶ月で外すことが多いようです。この間は、スポーツなどの運動は禁止されることがあります。痛みのない範囲や負荷であれば問題ないとの意見もありますが、心配であれば担当の医師と相談してスポーツの再開時期を決めるようにしましょう。

 骨折の程度がヒビ程度であれば良いのですが、連続性が完全に絶たれてしまうと、すべり症と呼ばれる症状が出現します。すべり症になると、椎骨の一部が正常な位置で保つことが出来ずにズレてしまうため様々な症状が表れます。酷い腰痛や、場合によっては神経症状が起こることも。神経症状とは、下肢の痛みや麻痺による歩行障害が有名ですが、排尿や排便に障害が起こることも。すべり症であっても手術はせずにコルセットなどの保存療法で経過をみることが多いですが、このように酷い神経症状が起こっている場合は手術適応となる場合もあります。

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 このように腰椎分離症は、活発な子供に比較的良く起こる腰痛の1つです。そのため、あなたのお子さんが日常的にスポーツ活動をしているなら、予防策について知っておくのは良いことです。具体的にはどのようなことが出来るのでしょうか。身体の硬さがあると、身体にかかる負荷が大きくなります。そのため、練習前後にしっかりとしたストレッチ体操を行うと良いでしょう。また、体幹筋を鍛える必要もあります。しかし、子供のうちに過度な筋力トレーニングをしてしまうと身体の発達に影響を与えることもありますので専門家の意見を聞きながらトレーニングをすると良いでしょう。子供の腰椎分離症は、親やコーチなど周りの大人の理解がとても重要です。是非、今日から意識して管理してあげて下さい。

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