翔鍼灸整骨院 HOME > 症状別日記 > 古傷(骨折や捻挫の治療後)の痛み

古傷(骨折や捻挫の治療後)の痛み

昔の古傷が痛むとか、雨の降る前は手術した傷跡がズキズキ痛くなるという話を聞いたことがあるかもしれません。なかには雨の降る前に必ず古傷が痛み出すので、天気予報よりも正確に天気を当てられるという人もいますよね。古傷の痛みとは、過去に治療した骨折や捻挫が治っているにもかかわらず患部の痛みがいつまでも残っている状態と定義されています。多くは、寒くなる、天気の変わり目、少しの運動をした時などに痛みを訴えます。しかし、傷は治っているのになぜ古傷が痛むのかと聞かれると疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。今回は、古傷がなぜ痛むのか、また予防する方法はあるのかについてお伝えします。古傷の痛みに悩んでいる方は、是非今回のコラムを参考にして下さい。

古傷(骨折や捻挫の治療後)の痛み.jpg

古傷が痛む原因ですが、まだ正確な理由は解明されていないため様々な説があります。一般的に支持されている説は2つです。1つは患部の血行不良によるもの、もう1つは自律神経の影響を受けるというものです。1つずつ解説していきましょう。

 患部が損傷を受けるとその部分が傷になります。一度傷になってしまうと、正常な組織に戻るまでに長い時間がかかります。このように傷になってしまった部位が硬くなり血行不良の状態になると、その部位に栄養や酸素が十分に行き届かなったり、不要な老廃物が排出されなくなるといった状態となります。これが、古傷の痛みの正体です。少し運動すると痛い、寒くなると痛み出すという方は血行不良による原因が考えられます。

 一方、天気の変わり目や気圧の変化などで痛みが引き起こされる方は自律神経が原因。雨が降る前は、交感神経が活発になると言われています。交感神経が活発になると血管を更に収縮させるので痛みを引き起こしているのではないかと考えられているのです。近年、天気や気圧などにより古傷の痛みを引き起こす症状は「気象病」とか「天気痛」などと呼ばれ注目されています。古傷の痛みの他に、頭痛や身体のだるさ、めまいなどがある方は気象病の可能性があります。気象病は現在治療法も確立されつつあります。このような症状でお悩みの方は、一度、脳神経外科などを受診されると良いでしょう。

 では、どうすれば古傷の痛みを予防できるのでしょうか。古傷が痛む原因を整理すると、血行不良が原因だと結論できますよね。古傷を予防するには、血行不良を改善させるのが一番。有酸素運動やストレッチなどをして血流の改善に努めましょう。また、血行不良になっている原因は筋肉の傷が原因でした。そのため、筋肉の回復に効果のあるビタミンEを多く摂ると良いでしょう。ビタミンEを多く含む食品には、カボチャやアーモンドなどがあります。これらを多く摂り血行不良を改善させましょう。

 最後に、放っておいてはいけない古傷の痛みについてお伝えします。古傷が痛むという方のなかには、神経が変性して痛みを引き起こす「反射性交感神経ジストロフィー」という病気で悩む方もいます。この病気は、患部の強い痛みや腫れなどを引き起こします。場合によっては患部の筋肉が痩せ細る委縮と呼ばれる状態になってしまうことも。普段から痛みがある、生活に支障が出るほどの強い痛みを感じるといった場合は、我慢せずに病院を受診しましょう。反射性交感神経性ジストロフィーはペインクリニックと呼ばれる痛み専門の外来で受診が可能です。

 今回は、古傷の原因や対処方法についてお伝えしました。古傷に対して適切なケアを行い、痛みの予防に努めて下さい。

メールお問い合わせ

【住所】
〒599-0212
大阪府阪南市自然田790-8
【アクセス】
阪南ICから車で30秒!

メールお問い合わせ

【住所】
〒599-0212
大阪府阪南市自然田790-8
【アクセス】
阪南ICから車で30秒!