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咳やくしゃみをした後から背中が痛い

咳やくしゃみをした後から、何となく背中が痛いという経験をされた人はいませんか。なかには背中に激痛が走った、息もできない位痛くなったという人もいるかもしれません。今回は咳やくしゃみで背中が痛くなる原因や対処方法などについて一緒に考えてみましょう。

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 まず、咳やくしゃみについて整理します。この2つに共通しているのは反射運動であるということ。反射運動とは、身体で自動的に行われ自分の意志でコントロールできない運動のことです。咳は自分で行うこともできますが、風邪をひいたときや食事でムセてしまった時などは自分の意志とは関係なく咳が出てしまうことがありますよね。この2つの反射運動の目的は、異物を体外から排出することで、異物を一気に吐き出すために爆発的な呼気が行われる特徴があります。このように咳やくしゃみは、自分の意図しない所で急激に行われる呼吸運動と言えるでしょう。

 呼吸運動は肋骨が上下に動くことで起こります。つまり、咳やくしゃみによる急激な肋骨の上下運動が運動器の障害を引き起こすというのが痛みのメカニズムです。では、よくある運動器の障害を幾つか紹介しましょう。

 まずは、最近ぎっくり腰にちなんで「ぎっくり背中」などと呼ばれている、筋肉が問題で起こる痛みです。これは、急激な呼吸運動により筋肉に負担がかかり炎症が生じている状態。痛みがある際は、冷湿布などで患部を冷やし安静にすると良いでしょう。

 くしゃみや咳で椎間関節と呼ばれる背骨と背骨の継ぎ目の部分に負担がかかると胸椎椎間関節炎になることがあります。また、頻度は少ないですが、椎間板ヘルニアになっている可能性もあります。椎間関節炎や椎間板ヘルニアになると、くしゃみや咳以外にも、特定の運動をする際に痛みを引き起こす特徴があります。安静が第一選択となりますが、痛みが強い場合は鎮痛剤の内服や麻酔薬の注射を使用が効果的ですので、整形外科の受診を検討しましょう。

 3つ目に紹介するのは肋骨骨折です。「くしゃみや咳で骨折!?」と不思議に感じるかもしれませんが、ヒトの身体は弱い負荷の刺激であっても、繰り返し起こることで骨折してしまうことは良くあります。喘息や花粉症の時期など、長期にわたって咳やくしゃみをしている人は肋骨骨折に注意が必要です。肋骨骨折の場合も保存療法が基本となりますが、疲労骨折が進行しないように咳やくしゃみを止める対策が必要となります。

 このように、咳やくしゃみをした後から生じる背中の痛みは、大きな問題にはならず、基本的には安静にすることで症状は治まってくるでしょう。しかし、注意したい症状も幾つかあります。咳をした時に背部に痛みが生じる、咳と共に痰が出る、身体がだるいといった症状があれば肺炎の可能性があります。肺炎は、風邪などに併発して起こることがあり気が付かないうちに重症化してしまうこともあります。咳をすると背中が痛く感じるようになった、風邪がなかなか治らないといった症状があれば一度病院を受診して下さい。このように、背中が痛いだけと放っておかず早めに病院へ行くことは、あなたの身を守るのです。

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