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メニエールその2

メニエール病は、激しいめまいが特徴の病気。以前の記事で、メニエール病の原因や特徴についてお伝えしましたが、今回は、最近話題になっているメニエール病の最新治療を中心にお伝えします。

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 メニエール病の症状や特徴について簡単におさらいしておきましょう。メニエール病の主な症状は30分以上続く激しいめまいです。数分程度で収まるめまいは「良性発作性頭位めまい」と呼ばれ区別されています。他にも難聴や耳鳴りといった聴覚症状などを引き起こすことも特徴です。原因は、内耳と呼ばれる部分に水が溜まってしまうこと。今までは、メニエール病の診断が難しく、良性発作性頭位めまいとの鑑別が難しかったのですが、今では高解像度のMRIを使用することで早期発見が出来るようになりました。

 メニエール病治療の基本は水分を控えることと、利尿薬の使用です。内耳に溜まった水が元に戻れば症状は改善するというわけですが、なかなか思うように治療が進まないのが現状です。そのため、最近では様々な治療法が試されていますが、今回は3つの治療法について紹介しましょう。

 1つは手術療法。過剰なリンパ液を取り出す手術や神経を切除する手術などが行われますが聴力が悪化するリスクなどがあり積極的には行われていません。

 2つ目は中耳加圧療法です。耳の中耳と呼ばれる部分に空気圧を加えてマッサージすることで、めまいの症状が改善した例が多数報告されています。最近では、侵襲のない方法で加圧が行える方法も開発されていて、今後の発展に期待が持てます。

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最後に紹介するのが、水分摂取療法です。メニエール病といえば水分を控えるのが常識でしたが、その常識が今覆ろうとしています。繰り返しになりますが、メニエール病は、内耳の水ぶくれが原因。その水ぶくれがホルモンの異常な働きによって引き起こされているという報告が近年注目されています。そのホルモンとは、抗利尿ホルモン。このホルモンが働くと体の中に水分をため込もうとします。抗利尿ホルモンの分泌が過剰になると、内耳に水がたまる内リンパ水腫を引き起こすと考えられています。水分摂取療法には、この抗利尿ホルモンの働きを抑える効果があると期待されており、水分摂取を進める医師も増えてきています。飲む量は1日約2リットル。これを毎日続けることで、ある調査では95%もの人が症状の改善を経験しています。しかし、水分摂取療法には注意点も。心臓や腎臓に病気がある人が水分を多量に摂取してしまうと、これらの病気が悪化してしまうこともあります。また、治療の基本は水分摂取を控えることですから、水分を多く飲むことで症状が悪化してしまう人もいるでしょう。そのため、水分摂取療法を開始する際は、医師に相談してから開始すると安全です。

 このようにメニエール病は原因不明の治療出来ない病から治療が可能な病に変化しつつあります。まだまだメニエール病の特効薬となるような治療がないのが現状ですが、効果を実感している人たちも少なからずいます。メニエール病に悩んでいる方は、あきらめずに様々な治療法を試してみると良い結果が得られるかもしれませんよ。


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