尾骨の痛み

 尾骨は、背骨の最も末端にある骨。お尻のあたりにある3cm程度の小さな骨です。尾骨は人間がかつてしっぽを持っていた時の名残りだと言われています。現在はその役割があまりないように思える尾骨。しかし、その尾骨が私たちの生活に非常に影響を及ぼすことがあります。あなたは尾骨が痛くなったという経験をしたことはありませんか。尾骨が痛くなると座ることや寝ることすらできず、非常に辛い経験をしたという方もいますよね。今回は、尾骨の痛みについて取り上げます。

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 まず、尾骨の痛みには外傷性のものと非外傷性のものとに分けられます。

外傷性の多くは、尻もちなどの転倒で尾骨を骨折してしまうというもの。稀に、出産のストレスで尾骨が骨折にヒビが入ってしまう人もいます。しかし、尾骨骨折は痛み止めを抑える薬の内服以外に治療法がありません。そのため、症状が落ち着くまで安静にしているしかないのです。程度によって異なりますが、尾骨を骨折してしまうと、座ることや寝ることすらも痛くてできないといった状況に陥ります。そこで、ドーナツクッションといった尾骨に体重がかからないようにするためのクッションを使用すると痛みが軽減します。また、体重が分散するような柔らかいタイプの寝具に変更するのもお勧め。このように痛みのでない状況を作り出し回復を待ちましょう。動けるようになったら、痛みのない範囲でウォーキングなど活動的に過ごすことも忘れずに。個人差はありますが、完治まで3か月ほどかかるでしょう。

 一方、非外傷性の尾骨痛とは、転倒や出産など思い当たる出来事がないのに突然尾骨が痛くなるケースのこと。この非外傷性の尾骨痛に悩まされている人は意外と多いようです。では、非外傷性の尾骨痛の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。最も多い原因は、尾骨のズレや歪みによるもの。尾骨は非常に小さい骨であるため、ちょっとした力によって容易に歪んでしまいます。長時間座っていたり、悪い姿勢で座っていたりすると、尾骨にストレスがかかり歪んでしまうのです。

 では、どのように尾骨のズレや歪みを予防すれば良いのでしょうか。尾骨に負担をかけないようにするには、骨盤を前方に傾け腰の骨を反らせる姿勢を作ることが重要です。

 ここで、尾骨に負担をかけない姿勢を作るエクササイズを紹介しましょう。仰向けに寝て腰の下にバスタオルを丸めて入れます。この状態で更にバンザイをするように両腕を挙げた姿勢を取ります。この姿勢を5分程取りましょう。慣れてきたら15分程この姿勢を取ると効果が更に上がります。毎日行って、歪んだ背骨や骨盤を正しい姿勢に戻しましょう。

 また、尾骨は骨盤底筋群と呼ばれる筋肉が付着する場所でもあります。このため、骨盤底筋群を鍛えるエクササイズを行うと尾骨のズレが修正されます。

骨盤底筋群.jpg

骨盤底筋群のエクササイズはとても簡単。お尻の穴を閉めるように力を入れ、その状態を10秒程度保持して下さい。これを1セットとして5回ほど繰り返しましょう。どちらのエクササイズも痛みを感じる場合は無理に行わないように注意して下さい。このように、非外傷性の尾骨痛は普段の生活がとても重要。身体の歪みを治し尾骨痛の予防に努めましょう。

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